2011年05月03日

日本の家はなぜ短命なの?④

今日は、2つ目の 中古住宅の流通が未整備 について

日本の家はなぜ短命なの?④



上図のように、欧米と比較しても 中古住宅の流通シェアが極端に低い のがわかります。

まず、土地と建物の価格のバランスについて考えてみてください。

詳しくは省略しますが、税制の面では、建物よりも土地が優遇されてきたため

資産=土地という固定観念が出来上がりました。

つまりは、売るときや相続で譲るときは、更地 (建物や敷地内の付属物を壊して空き地にすること)

にした方が売りやすい。また、相手がそれを望むということです。

土地を売るときは、その時代の相場価格で取引きされますが、建物は新築後20年も経過すれば査定

価格はほぼゼロ!

さらに、壊すことで100万円ぐらいのお金が出ていくのです。

――本「家は壊すもの」から「家は売るもの」と発想を変えれば誰だって丁寧に住みます。

定期的に、メンテナンスや修理、補修をして住むことで価格が左右するならば、家の寿命

にとってプラスになるはずです。--

ということで、売れないから、建て替える……という図式が 日本では 当たり前になりました。





Posted by せんねんすぎ at 22:55│Comments(0)
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